Archive for 9月, 2013

『コーナリングでステップが接地してバンク角が足りない』という真っ当な理由ではなく、『スパーダにMC15の純正マフラーをつけたいけどステップが邪魔』というどうでもいいような必要に迫られ移設を試みます。

とりあえず、ステップホルダーの固定ボルトのピッチ分移動するプレートを作って取り付けてみます。

 

 

 

 

こんな感じ。

悪くないけど脚の曲がりがきつくなった分、ステップを踏む力の向きが後ろ下向きになるので踏面の角度を少し変えた方がベターかな。

あと、当たり前だけどチェンジペダルが遠すぎで要対策。ブレーキ側はホルダーごと移動するので問題なしです。

改善点をおり込んでデータを作成して、レーザーで切り出します。

裏側にナットを溶接します。

 

 

 

チェンジペダルはエイプ用純正品を加工して使用します。加工ベースとしてはこれが一番安そうです。

加工せずに使える長いペダルを探しましたが、長さやオフセットがいまいち合わずちょうどいいものが見つかりませんでした。

 

 

左側。

ステップの位置はもう少し後ろの方がいいかとも思いましたが、そうするとペダルをさらに長くしなくてはならず、ストロークも比例して大きくなるのでシフトフィーリングが悪化します。

部品を増やしてリンク式にすることもできますが、安くシンプルに作ることができなくなるので、今回はこれでよしとします。

  

右側。

こちらは移設用のプレートを付けるだけです。

ステップの踏面が少し前傾しています。ほんの少しのことですが、こだわってみました。

ブレーキホースとリザーバタンクの処理はひと工夫必要です。

 

 

で、本来の目的MC15サイレンサーは

干渉部分を少し凹ませて

 

 

 

ステーを付け替えて

 

 

 

 

装着完了。

見ため的にも、これはこれでありかな。

パワーチェックが楽しみです。

ちなみにこの白ホイールのスパーダは甥っ子の。

半ば強引(勝手)に、マフラー替えられてます。

土の上に戻るためのマシンXR350Rの整備も少しづつ進んでいます。

 

リアサスペンションを交換します。

 

 

 

 

 

 

 

当時使用していたオーリンズ復活です。

これで車高が12mm下がるはず。少しでも楽な方向でいきます。

 

 

 

 

長期放置品なので組み付ける前にオーバーホールしてもらいました。

お願いしたのはババナショックスさん。彼が現役ライダーの頃からのお付き合いです。もう二十年以上になりますね。

スパーダ(40PS)にMC15(43PS)の純正マフラーを装着します。ダイノマシンで測定してマフラー交換のメリットの有無を確かめます。

先ず不要な部品を切り取ります。

エンジン下のステー。

 

 

 

 

 

センタースタンドストッパー。

 

 

 

 

 

前半部分を組みつけてサイレンサーをあてがってみます。

ステップホルダー下部が干渉してサイレンサーが付けられないので、ステップホルダーを固定ボルトのピッチ分、上に仮止めしてサイレンサーを差し込みますがまだ当たります。でも、サイレンサーを少し凹ませればいけそうなレベルです。

 

 

当たり前ですがステーの位置も合いません。

マフラーの加工は中断して、ステップの移設を先にやることにします。最小限のコストでできるバック(アップ)ステップです。

 

つづきは後日。

ついにスパーダ用ステンレス製リアバンクEXパイプ量産!(たった10本で・・・)

純正パイプを反転して治具を作ります。

 

 

 

 

 

 

部品を用意します。

今回は自分と甥っ子に、2本だけMC15用を作ることにしました。ので、スパーダ用は8本です。

共通化できるとよかったのですがダメでした。

スパーダのパイプの治具にMC15の純正パイプをセットすると写真のとおり。

具体的には、MC15のほうが10ミリ短く、パイプ端が2ミリほど車体後方にオフセットしています。

残念。

 

 

 

出来上がりです。

取り付けに関する位置関係は純正パイプと同じ。

パイプの径は内径(排気通路)を純正パイプに合わせてあります。

3本は身内で使い、5本を販売用で在庫します。もしかしたら、パイプが錆びて困っている人が探しているかもしれないし。

 

 

フランジは純正パイプから外して流用します。

純正パイプはスイングアームに近い部分が凹ませてあるので、パイプが変形しています。写真の黒いマーカーでマーキングしてある部分をハンマーでたたいて断面を円に近付けるとフランジが抜けます。

 

 

この作業が困難な方はフランジのみ、メーカーから部品で購入することも可能です。 純正部品番号[18231-KM3-000] ジョイント,エキゾーストパイプ 1,680円

まるで整備中のモトクロッサーのような格好のスパーダ。

外す部品はシート、タンク、バッテリー、フューエルコックトレイ。左右二つのカプラを抜き、リレーからスタータケーブルを外し、ニュートラルスイッチからケーブルを抜きます。あとはサブプレートのボルト四本とマフラーのボルトを抜き、シートレールの前端のボルト二本を緩めて後端を持ち上げ、張っているホースを必要なだけ引いて緩めればOK。

こうすることでエンジンのリアバンクやリアサスペンションなどへのアクセスが容易になります。

 

 

 

 

 

で、目的は何かというとこれ。

この錆びたパイプをステンレスで作り替えようと思います。

この写真のはまだましな方。甥っ子のは表面がでこぼこで穴があきそうでした。

 

 

 

 

試作です。

 

 

 

 

 

 

需要はありますかね?

オフロードを走らなくなってもう何年経つことやら。若いころは富士の林道、本栖ハイランド、伊豆モビリティパーク、池の平ワンダーランドなど休みの日はほとんど土の上にいたのに。

最近ふと思うことがあるんです。今やらないと、もうこのままライダーに戻れず終わるんじゃないかと。体力も落ちる一方だし。

それでいいのか?行動起こそうよ。ほんとに終わるよ、このまま。

 

人生最後(大袈裟)のマシンはやっぱりこれしかないな。

 

引きずり出してきました。

’85 XR350R。

一度きちんと整備しましょう。レースに出れるレベルまで。

ポイントはやっぱり足かな。前後サスペンションとリア18インチ化。

私の工場では部品を作る仕事以外にバイクの整備も請け負っています。整備と言っても様々あるんですが、エンジンオーバーホールもそのうちの一つです。なかでも頻度が高いのがホンダXR250の空冷単気筒。このエンジンを開けた時に、必ずチェックする項目の一つがカムチェーンテンショナーのスプリングフック。

スプリングと当たる部分の穴が開放してスプリングがかかっていません。以前(93年くらいまで)はテンショナーassyで交換していました。でも新品組んでもまたこうなるんじゃ意味無いですね。いつまた切れるか不安だし、工賃高いし。切れてないタイミングで作業したら気付かずそのまま再使用されてるケースも有るんだろうな。

 

私のところではお客さんに説明して、完全に切れてしまっているものはもちろん、減っているけど切れてはいないものも、パッチを当てて補強するようにしています。テンショナーボディのさしつかえないところにグラインダーを当てて削れ具合をみたり、プライヤーでひねって固さを確かめたところ、材質的にはSPCC相当で問題ないようなので肉厚をすこし厚めで作ります。

 

 

TIGで溶接します。これで他より先にここが壊れることはないでしょう。

まだまだ乗るつもりでオーバーホールするんですから、このポイントお見逃しなく。

 

 

 

 

この記事は事実を明らかにすることによって、ユーザーの得られるべき利益を損なわないことを目的としています。メーカーおよび製品が悪い印象をもたれることは私の本意ではありません。

思い返せばちょうど一年前、甥っ子が大学に入って最初の夏休みにバイクの免許を取りました。

甥「おじさん、最初のバイク何がいいかな?」

私「そんなもんスパーダしかないだろ」(即答)

甥「何それ?そんなバイクあるの?」

私『スパーダとは』、『なぜスパーダか』で小一時間。会話の中で「僕が生まれるより前のバイクじゃん。」と言われて「はっ」としたことは甥っ子には内緒だ。

甥「どこか売ってる店あるかな?」

私「何なら知り合いにきいてみようか?」

スパーダが私のエリアに入ってきたのは、こんな感じのやり取りがはじまりでした。

 

 で、当たってみたところ、レースに使うつもりで持ってた方が二人いて両方とも譲ってくれることになりました。まあ私としては古いバイクだし、一台は登録してもう一方は部品取り用のバックアップなり、甥っ子にその気があればサーキットのスポーツ走行用なりで持っていればいいかって感じでした。一通り整備してやったので調子よく走ってます。結局二台とも登録して甥っ子とその父が乗ってるんですけどね。親子でスパーダですよ。しかも二台とも赤。めっちゃレアやん。

 

 

そして現在の私の仕事場。

甥っ子のとはまた別の赤スパーダ。その横でだんだん組み上がりつつあるMC15とのハイブリッドマシン。

甥っ子との話がきっかけ。よせばいいのに見てると自分も欲しくなってつい・・・・・

まあこの節操のなさと言ったら、もうね。治らないわ。

で、わたしの赤スパーダ。

近くの四輪の整備工場の隅に長期放置されていた実走行4100キロのフルノーマル完動品。オークションでばら売りの為分解しようとしていたところを、その場に居合わせた知人から連絡をもらって駆けつけ丸ごともらってきました。タイヤも新車装着のまま。

 

色々やっていく過程の中で作れる部品があったら、チャレンジしようと思います。